自閉症児、言葉は要求時だけでOK?

自閉症スペクトラム障害等の発達障害児を
家庭療育する場合、問題行動を減らすことや
言語訓練をすることが多いです。
言語訓練で多く用いられる方法は
要求場面を利用して言葉や絵カードでの要求
を教えていくことです。
この方法が効果的なのは当たり前です。
ですが療育の目標を考えましょう。
子供の要求時に声を出す、話すことだけだと
要求時にしか話さない子供になる
可能性もあります。
他者に興味がなくアイコンタクトが希薄な
タイプで多いです。
そうすると話し言葉は増えるけれど
子供として愛らしい存在にならない可能性
があります。
理想は
- 親に笑いかける
- 他者の真似を自発的にする
- 「美味しい」等の感情を共有する
ことです。
これらは要求場面だけで言葉を教えても
身につきません。
要求言語をおしえてもよいですが、
- 自発的挨拶も教える
- 親に自発的に話したら褒めて増やす
のように要求以外の言葉も教えるように
しましょう。
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