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自閉症児、嫌がる所でも連れて行くべき

自閉症スペクトラム障害児を育てる親は他の子供がいる場合、お出かけ先の選定に苦慮することがあります。

  • 新規の場面を嫌がる
  • 特定の条件を嫌がる(大きい音、暗い場所)
  • 走り回るために親が怖くて連れて行けない

今日は自閉症児が嫌がる場所について考えます。上記のような条件があると定型発達の子供では全く気にならなくても自閉症児の癇癪が起きることは珍しくありません。

このような場合、それでも連れていった方が良いと考えます。なぜなら嫌がる状況も繰り返していれば慣れていく可能性が高いからです。反対に子供が泣くからといって避けているといつまでもなれることがありません。

ですからお化け屋敷やジェットコースターのように定型発達児でも嫌がる場合以外は気にせずに連れていくようにしましょう。

ポイントは以下の通りです。

  1. その場にいられるだけでOKと考える→活動に参加することは癇癪がなくなってからでいい
  2. スマホやお菓子等、好きな物を提供することは構わない→難易度が下げられる
  3. 癇癪をなだめる→放っておいても癇癪は続くので親が抱っこしたりして落ち着かせる

お出かけすることも社会経験という立派な家庭療育だと考えましょう。

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