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自閉症「スペクトラム」って何?

自閉症という診断名は何度か名前を変更されています。日本でよく使われる分類基準であるDSMで以前は広汎性発達障害という分類がされていました。

これらの診断名が広汎性発達障害の分類下にあったのです。ですが明確な区別が難しいという理由で、広汎性発達障害の分類はなくなり、全て自閉症スペクトラム障害で統一されることになりました。

スペクトラムとは連続体という意味で、自閉症が別個の発達障害として存在しているのではなく定型発達との連続体として存在しているということを表します。

つまり、自閉症は程度の問題であり定型発達であっても軽度の自閉症の特徴は持っているという考え方です。

このように定型発達児の延長線上に自閉症スペクトラム障害児は存在し、明確な区別も難しいため診断名にこだわる必要はありません。

それよりも今出現している問題行動の改善をすることを目指した方が本人、家族共に生活が楽になるのでお勧めです。

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