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自閉症診断は相対評価

自閉症スペクトラム障害等の発達障害の診断は明確であると考えられがちです。

実際には、

  • 医学的な診断方法はない
  • 出現している行動の深刻さで総合的に判断される
  • 発達検査のみでは診断されない

とかなり検査者や診断者の主観が入ります。また、重要なのは「同年代他児に比べて問題がどうか」です。

よって衝動性や不注意性の高さを特徴とするADHDは言葉の遅れが見られる自閉症よりも診断時期が遅くなります。

また、ADHDの診断率は3月生まれの子は4月生まれの子よりも1.3倍高くなることから幼稚性が関係していることは明らかです。

自閉症は他児と比べて

  • 言葉の遅れ
  • 音声指示の通りにくさ
  • こだわりや癇癪の多さ

から判断されます。これらの程度を軽くする=障害が軽くなると考えて家庭療育を頑張っていきましょう。

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