子供のご褒美は親が選ぶべからず

発達に課題がある子の家庭療育においてご褒美は非常に重要です。強力なご褒美があると
- 行動を強制することなく教えられる
- 癇癪を減らせる
- 自発的な要求方法を教えられる
- 家庭療育に必要な基礎的な能力を全て教えられる
とメリットが沢山です。ですが、子供によってはご褒美がわからない、もしくはないことがあります。
子供のご褒美は親が選ぶべきではありません。なぜならそれがご褒美かどうかはわからないからです。
強力なご褒美のサインとして置いておいたら親が何も言わなくても欲しがることがあげられます。一方、それほど欲しくない物であっても親が渡したら子供は受け取ります。ですが、「あったら食べる」「貰ったら受け取る」程度であればご褒美ではないのです。
子供のご褒美が不明確な場合は子供に選んでもらいましょう。子供が好きであろうご褒美を沢山並べてその中から好きな物を選んで貰えば良いです。
理想は6種類以上で全く選ばないものは定期的に外して、他の物を入れ替えていけばよいです。
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