「子供の発音を訂正してはいけない」は半分本当で半分嘘(自閉症療育)
時折、「子供の話し言葉の発音を訂正してしまうと話そうとする意欲を削ぐからやめたほうがいい」と言われることがあります。これは正しいのでしょうか。正確には、発音を訂正して言葉と、訂正してはいけない言葉があります。以下の通りです。
このように、要求場面や勉強場面では発音を訂正しても構いません。なぜなら、これらの場面は子供のモチベーションが高かったり、発音を矯正する場面であったりするからです。
反対に独り言や自発的な模倣に関しては、発音を訂正すると子供が話す意欲を削いでしまう可能性があるのでやらないほうがよいでしょう。
このように子供の自発的な言葉を減らさないようにして言語訓練をしていくことが望ましいです。