「気を付ける」のではなく、方法を変えることが必要(自閉症療育)
ミスをした時に、「次から気をつけます」「よく見て」「きちんと確認して」といった言葉はよく使われますが、効果は薄いです。なぜならそれは具体的な方法ではないからです。ミスを少なくするためには具体的な方法が必要です。
オランダで自動車のドアの開閉時に自転車にぶつからないようにする方法が掲載されていました。”Dutch Reach”と呼ばれているようです。
このように、逆手でドアを開けるようにすることで
- ドアの後方を確認する
- 勢いよくドアが開かないようにする
ということで自転車との衝突を防いでいます。このように、方法そのものを変えることで問題がおきづらくなるようにしたほうがよいです。素晴らしい方法ですね。