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実はアイコンタクトは子供と同じ目線で実施するほうが難しい(自閉症療育)

 アイコンタクトをする時にしゃがんで子供とアイコンタクトを実施するのは、セラピーでは禁忌となっています。例えば、こんな感じです

 PRTを考案したKoegelのセラピーですが、おもいっきり子供の顔を近づけ同じ高さにしてアイコンタクトをさせています。この方法だと基本的にはプロンプトを使用しているのと同じで、アイコンタクトが簡単になります。ですから、初期は親が目線を合わさないでもアイコンタクトができるように練習します。以下のような例です。

 ですが、アイコンタクトができるようになったら、敢えて大人も目線を下げて子供の目線で行います。以下のような例です。

 なぜ子供の目線に併せて実施するかと言うと、実はアイコンタクトがそのほうが難しくなるからです。理由は簡単です。大人を見上げてアイコンタクトすると子供が大人の後ろに見ている景色はこんな感じです。

 このように上を見上げてアイコンタクトすると、目を引くようなものがないためアイコンタクトに集中できます。一方、子供と同じ視線にするとこんな景色になります。

  このように子供の目線の高さに大人が合わせると、大人の後ろには子供の興味を引くようなものが沢山存在していることが多いです。ですから、まずは大人が立った状態でアイコンタクトが継続できるようにしてから、大人が子供の目線の高さにあわせてアイコンタクトできるようにしていきましょう。

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