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行動を消すことと教えることはいっぺんにできない(自閉症療育)

トレーニングジム通いを続けています。スクワット、ベンチプレス、デッドリフトと毎週2実施しています。

トレーナーの方と話していたのですが、基本的に痩せることと筋肉をつけることはいっぺんにはできないし、できたとしても効率が悪いということが話題にあがりました。

行動を教える時も同様なことがあります。それは、不適切行動の修正と適切行動の獲得ができないことです。

不適切行動が出ている時に適切行動を教えようとすると

  • 不適切行動を指導者が制止してからプロンプトで適切行動を教える
  • 不適切行動が出る前からプロンプトで適切行動を教える
  • 不適切行動を消去して適切行動を待つ

といったことになることが多いです。これらは一見、適切行動が教えられているように見えますが、基本的にはプロンプトを使用して行動を出現させているにしかすぎないためいつまでも不適切行動が出現してから適切行動を教えないといけない状態になる可能性が高いです。

こういった場合は、まずは不適切行動を完璧に消すことを先にすることが効率が良いです。また、不適切行動を消すと子供が試行錯誤して適切行動が出やすくなるというメリットもあります。

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