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既存の方法では対応できない問題に直面した時に成長する

-転機となったのは、糸井嘉男選手(現阪神タイガース)の入部とか。
「彼は投手として2000年に入部した。『球界の宇宙人』と言われているように、超天然。当時は怒鳴る殴るが当たり前で、『殴る方も痛いんやで』とフォローするのが指導だと思っていた。でも、糸井には全く効果がなかった」
「初球バントのサインに『いい球が来なかった』とスリーバントを決めてくる。盗塁を指示しても無視。『けん制球が来そうだったので走らなかった。監督、何で僕にサイン出すんですか』と。自分の方が投手の動きを読めると言いたかったのだろう。頭を抱えた」
-で、指導法を変えた。
「この素質あふれる選手を伸ばすには自分が変わるしかないと思った。鉄拳を封印し、怒鳴りたいのをぐっと我慢した。どの選手に対しても、いいプレーは褒め、ミスをしたら丁寧に説明し、改善点を納得させるよう心掛けた」
「でも、とにかく苦しく、これでいいのか自信が持てなかった。夜、布団に入っても選手のミスが頭に浮かぶ。『何でできへんのや』とがばっと起きて、家の壁を穴が開くまでパンチしたり…。不眠の薬を処方されても眠れなかった。試合に負けて球場のトイレで1人大暴れしたこともある」
-選手たちに変化は?
「3年ほどすると変わってきた。監督が細かく決めていたサインを、自分たちでライバル校を研究して『監督、このサインでお願いします』と提案してきた。自分さえ良ければいいという選手がいたが、そのうちみんなで勝とうという意識が芽生え、練習に自主性が出てきた。自ら考え、気付きがあった選手は強い。技術も着実に向上する」
-しかし、今も暴力的な指導がはびこっている。
「私もそうだったからよく分かるが、人は自分の体験を美化しがち。殴られたから今の自分がある、と思い込む。もう暴力に頼る時代ではない。どうすれば選手が伸びるのか、それを見極め、自主性に任せるのが指導者の役割。たたいても一流選手は育たない」

https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/201909/0012702094.shtml

既存の方法が通用しない場合、プロフェッショナルはアプローチ方法を変更しなければなりません。ただし、既存の対応で効果をあげることが難しいクライアントや生徒に対して有効的なアプローチは、全ての人にとってわかりやすい方法である可能性が高いです。

現に私が現在使用しているトイレトレーニングやコンプライアンストレーニングはそれまでの方法が通用しないような子供に出会うことでできました。これからも深刻な問題を抱える子供に出会うことでよりよい方法が見つかるでしょう。

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