ブログ

支援を本当に必要としている人が発達障害と診断されていない

 「生活しにくいと思っていたので精神科に行ったら自閉症と診断された」「何か変だなと思っていたらADHDの診断名がついたので安心した」

 これらは大人になってから発達障害と診断された人に良く聞くケースです。しかし、私はこういったケースではまがりなりにも大人になるまで支援を受けずにやってこられた方々なので、基本的な能力は高いと考えています。

 本当に発達障害と診断され手厚い支援を受けるべき大人は、

  • 日常生活に大きな困難があり(転職を繰り返す、定職につけない等)
  • 様々な人に迷惑をかけているがその自覚がなく
  • 発達障害の知識がない

という特徴がある人だと考えます。しかし、これらの人々は自分から診断を受けるといった知識がないため、適切な支援が受けられずにいることが多いです。このような人を探して支援する人が必要ですが、大人の巡回指導員のような人がいればいいですね。

Back

お問い合わせ