大人に話しかけてよい時とダメな時はどう教える(自閉症療育)
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「お母さん、これやって」「今仕事しているからダメ」
こういった会話は子供がいる多くの家庭で起こると思います。親が忙しい状況を子供が理解できずに話しかけてしまうのです。このような場合、多くの親は
「今話しかけていい時?」と子供に聞くという対応を取りますがあまり効果はありません。なぜなら親がこう聞く時は親に話しかけてはいけない時だと子供が理解しているからです。
ですから、正しい対応は親が子供の話を聞ける時も聞けない時も「今お母さん(お父さん)に話しかけていい時?」と子供に質問をします。その上で、「どうしてそう思った?」と理由を聞くと良いでしょう。
理想的な答えは、「お母さん何もしていないから話しかけていいと思った」「お母さんご飯を食べ終わったから遊んでくれると思った」といったことです。
このように、親に話しかけられる場面を考えさせることで、子供は話しかけるのによい時を理解できるようになる可能性が高いです。