問題行動を考えるときに(自閉症療育)
自閉症スペクトラム障害等の発達障害児は多くの問題行動を抱えていることが多いです。例えば以下の通りです。
- 自傷、他害行動
- 癇癪
- こだわり
これらの問題はいつ消すことを目指したらよいのでしょうか?正解はできるだけ早くです。なぜならこれらの行動は成長すればするほど直しづらくなるからです。成長すると難しくなるのは
- 問題行動が強まり、問題が深刻になっている
- 問題行動を消そうとすると、子供が抵抗するため成長すればするほど消しづらくなる
からです。例えば、今は子供が怒っても親が子供を強引に椅子に座らせれば落ち着けるとします。この方法は成長しても使える方法ではありません。問題行動が防げているうちに、次の段階に進む必要があります。今の問題行動の制止方法が大人になってからも使えるかどうかは常に考える必要があります。