ブログ

おむつの発達により失われたもの(自閉症療育)

 トイレトレーニングを実施している時によく感じることですが、最近のおむつの吸水力は素晴らしいですね。

  • 尿をたくさん吸ってすぐにサラサラになり、蒸れづらい紙おむつ
  • 尿をある程度吸ってくれるトレーニングパンツ

 これらの便利なものは昔は存在しなかったものです。結果としておむつでおしっこを漏らしても乳児や幼児が不快になることは少なくなったと思われます。

 私の経験でも、自分の子供が小さい時は泣いている時はおむつをチェックして上の画像のようにおしっこの線が出ていたら交換していました。ですが、泣いておらず、機嫌がいい時でもおむつがおしっこを吸収してパンパンになっていることがありました。つまり、おむつが濡れていることが嫌子になっている可能性が限りなく低いです。

このことがおむつ外れを遅くしていると感じています。昔の布おむつのようにびちょびちょに濡れるのであれば子供にとって嫌子として機能し、トイレトレーニングが実施しやすくなるのではないでしょうか。

 また、以前あるアフリカの国では3カ月からおまるに座らせる練習をするというテレビを見ました。これはおむつの消費を極力抑えたいということがあるのかもしれません。おむつのお金を節約したいと言うことも立派なモチベーションになるということですね。

Back

お問い合わせ