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確認のできない原因探しは意味がない(発達障害)


https://www.photo-ac.com/main/detail/296625?title=%E5%85%AC%E5%9C%92%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC

言葉の発達はその子なりのペースで進むもの。とはいえ、遅くなる原因として考えられることはいくつかあります。(中略)
理由1) 子どもへの話しかけが不足している
普段から子どもにテレビやスマホ、タブレットばかりを見せている、親がゲームやスマホに夢中で子どもとのコミュニケーションが不足している場合に、発語が遅れることがあります。
1歳6ケ月健診で、ママやパパに「お子さんは“ゴミ、ポイ”ができますか?」と質問すると、「させたことがないからわかりません」と返ってくる場合があります。言葉を理解できているかを確認するためにも、ママ・パパは日ごろから「ナイナイして」や「これ、パパに持って行って」などの簡単な指示を出し、子どもの反応を見てください。大人の言うことをきちんと理解し、行動できていれば、あとはお口まわりの発達が追いつけば、自然と発語が出てくるでしょう。
理由2)大人がやたらと先回りする
ママ・パパが子どもの要求を察して先回りしすぎると、言葉を出す必要がないため、発達が遅れることがあります。これはママだけに限らず、パパやきょうだいがいれば同様です。たとえば、面倒見がいい上の子がいると、下の子が言葉に出してアピールしなくても気を利かせて動いてしまうことも。そうすると下の子はしゃべる必要がなくなってしまいます。まわりはたとえ子どもの要求がわかったとしても、「え?何?」と伝わっていないふりをして、なるべく子どもの発語を促すよう仕向けるといいでしょう。
理由3)耳の聴こえが悪い
滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)などで慢性的に耳の聞こえが悪い状態が続いた場合、言葉の発達が遅れることがあります。耳がちゃんと聞こえているかどうかの確認は、前触れなく好きな音楽やテレビ番組を流して反応を見るといいでしょう。名前を呼ぶ程度では、遊びに夢中だと振り向くといった反応が見られず、正確には判断できません。
先ほどの「ゴミ、ポイして」などの指示を出すときは、身ぶり手ぶりを使わず、言葉だけで伝えること。そうすれば、ちゃんと聞こえているかの確認ができます。

子どもが大人の言うことが理解できていれば、なかなか言葉が出なくてもあまり心配はいりません。子どもの発達は1人1人違うもの。ほかの子と比べたりしないで、あせらず気長に見守りましょう。それと同時に、発語が遅れる原因についても、確認してみてください。


https://st.benesse.ne.jp/ikuji/content/?id=38278

 理由3はともかく、理由1、2は確認のしようがないです。このような決めつけは時に両親を追い込みます。「言葉が話せないから病院に行ったら『もっとかかわってください』と言われた」ということは珍しいことではありません。医師の言葉は親にとって非常に影響が大きなものです。安易な決めつけは百害あって一利ありません。

 案の定最後は「気長に見守りましょう」ですからね。不安にさせるだけさせて何もしないのであれば、何もアドバイスしないほうがよいです。

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