ありのままを受け止めるという言葉の危険さ
発達障害の講座でよく聞く言葉で
- 「発達障害のありのままを受け止めよう」
- 「長所を短所と考えよう」
といった思考の変換を求める考え方があります。これはよろしくありません。なぜなら、ありのままを受け止める₌子供の行動は改善できないという考え方になることがあるからです。
ありのままを受けとめる場合は、
- ありのままの現在の状況を受け止める
- その上で、行動を改善できるように支援していく
ことが望ましいです。子供が起こす問題をありのまま受け止めようで片付けてしまうことは、親にとっても、子供にとっても不幸です。