プロレス式のカウントは無意味なことが多い(自閉症療育)
子供を急かすときに「あと10秒、10、9、8…」と数える方法は、家庭だけでなく学校等の公共機関でも多く使われている方法です。即効性はありますが、あまり使うことはお勧めしない方法です。理由は以下の通りです
1.プロンプトが出続けること
子供はカウントが始まったら急げばよいと考える可能性があります。この場合、急かされるまでは自分で行動することがありません。
2.カウントは親によって匙加減されていること
カウントは子供が間にあうように数えられます。プロレスのようにカウントの長さは毎回異なってしまいます。
このような側面があるため、カウントは使えば効果が上がりますが、使わないようにはできない可能性があります。よって、毎回行動を予告なくタイムを計るといった方法のほうが使いやすいです。