靴のベロが靴の中に入らないようにするために(自閉症療育)
自閉症スペクトラム障害等の発達障害の子供の親にとって、靴選びは困難があります。靴紐を自分で結ぶことは難しく、靴のベロがある靴ですと靴の奥に入ってしまいがちです。
そうすると結局靴の選択肢がベロも靴紐もないスリッポンになってしまいます。しかし、履き心地を考えると靴紐やマジックテープの靴も選べるほうがいいですよね。そこで一つの方法があります。
例として、マジックテープをあげます。このまま足を通すとベロが内側に入ってしまいがちです。そこで一工夫。
このように、マジックテープの隙間にベロを通してしまいます。デザイン的に可能な靴は限られますが、紐靴であればたいてい可能です。
視点を変えるとこんな感じです。靴を子供が履けるようになるという根本解決ができるわけではありませんが、靴を履く練習をするまでのつなぎとしてはよい方法だと思います。ちなみに、この方法は私が考案したのではなく、ある支援学級の先生が実施していた方法です。よい方法はどんどん真似していきましょうね。