丸暗記と本質的理解との違い
私は仕事で勉強を教える機会が多くあります。そこで重視していることが丸暗記にならない勉強法をすることです。
例えば、3+1=4ということはある程度の知能を持つ子供であればすぐに覚えることができます。ですが、それは使えない、ただの暗記です。
これが本質的に理解でき、使用できるためには例えば以下のような能力が必要となります。
- 「りんごが3個、バナナが1個あります。全部で何個でしょう。」という文章題の問題を解く。
- 「3+1=4」が答えになる文章題を作らせる。
- 3+1=4をブロックで計算の確かめができるようにする。
これらができていれば、本質的な部分を理解したといえると思います。学校ではそこまで細かく教えることが難しいので、セラピーではこれらを補っていくことを目指しています。