言語訓練をしなくても(自閉症療育)
「無理に言語を伸ばしても仕方がない」「言葉の訓練をすると子供の話す意欲を削ぐ」
これらは、残念ながら療育ではよく聞く言葉です。百歩譲ってこれらの言葉が正しかったとしても、だからといって言葉のトレーニングができない訳ではありません。
最初に重要なのは、
- 発語機会を増やすこと
- 声のボリュームを大きくすること
です。これらのことは、言語訓練をしていない状態でも練習させることができます。つまり、日常的に独り言として①何かをしゃべった時②(奇声、笑い声を除く)大声が出た時にほめたり、お菓子などの好子を渡して強化していくのです。
実に簡単なことなので、上記のことは家庭内療育でまだ話せない子供の支援としては実施しやすいと思います。