自閉症児が身体動作を継続することの難しさ(療育)
私は動作等の体の動きを教えることも多いのですが、難しいことがあります。それは、動作を継続し続けることです。
例えば、「こうして」と言って手を挙げる動作を見せるとほとんどの子供はできます。ですが、指導者がそのまま手を挙げ続ける動作をしても、子供は途中で手を降ろしてしまうことが多いのです。
これは動作の継続に問題があることから起こると推測できます。動作ができることと、その動作を継続し続けられることは別のスキルになっているのです。
したがって動作は
- 模倣をすること
- 模倣をし続けること
の両方を教えなければなりません。