受容言語は表出言語を教えれば必要ない
ABAのプログラムでは受容言語を多く教えます。例えば、このようなものです。
上記の例では、指示された数字のカードを選ぶ課題を実施しています。このように、「ブドウはどれ」「赤色はどれ」といった質問は多くのプログラムであります。
ですが、これらはあえてやる必要はないと思います。なぜなら「これ何(何色)」と答えられるのであればわざわざ教える必要がないからです。
数字のカードも「これ読んで」でできるようであれば、わざわざ選ぶ課題を実施しなくてもよいです。同様に、平仮名なども指示されたカードを選ぶのではなく、発音させるほうが課題の省略になります。