花粉症と回避行動について(身の周りのABA)
段々春らしい季節になってきましたね。春と言えば花粉症。私も毎年苦しめられています。最近は治療法も確立してきてスモールステップで暴露していく方法が使用できます(舌下免疫療法)。
3月の中旬から4月にかけて症状が酷い時期は、治療をすることをいつも考えますが残念ながら花粉の季節には治療ができないのです。
ですが、花粉の季節が終わると治療を全く考えなくなります。これは目のかゆみ、鼻水、頭痛といった症状がない時期に受けることを求められるからです。
喉元過ぎれば熱さを忘れるというのはまさにその通りで、花粉症の症状がひどくない時期には治療を受けようとはなかなか思えないのですよね。これは、歯磨きも同様です。歯医者で虫歯治療をしてしばらくは歯磨き行動が継続されますが、段々とサボったりすることが増えていきます。
- 花粉のシーズンでも舌下治療ができる
- 歯磨きをしたらすぐに歯の痛みがなくなる
ということがなければ行動はなかなか強化されません。即時強化ってホントに大事ですね。今年こそは花粉症の治療受けます、多分…。