偏食改善の重要性

偏食は発達に課題がある子供に多くある問題です。 偏食の改善は非常に重要です。それは以下の点からです。

1. 栄養バランスの偏りを防ぐ 好きな物だけを子供に食べさせると往々にタンパク質と炭水化物に偏ってしまいます。そのような極端に偏った食生活では中学生以降に高血圧、高脂血症、高血糖が問題となり、糖尿病等の生活習慣病が発症することがあります。それ以外にも肥満、便秘、下痢等の問題が起こりえます。
2. 偏食は進行していく 偏食があると苦手な物を避けるということが頻繁に起こるため、余計に偏食が酷くなっていきます。例えば、特定のコンビニのおにぎりしか食べないといったこだわりが生まれることがあります。
3. 好子が減ってしまう 偏食が激しい子供にとって普段食べている物は全て好子です。いつも好子を使っているため、好子が全く使えないといったことが起きてしまいます。逆に言うと偏食を治療することで好子を増やすことができます。

偏食を直すための方法はまた後ほど説明します。