(出典:PhotoAC

TBSNewsの記事です。

重度の障害を理由に地域の小学校に通えないのは違法だとして、川崎市に住む親子が通学を認めるよう裁判を起こしました。(男児名)は先天性ミオパチーという難病で人工呼吸器を装着しているため、たんの吸引などの医療的ケアが必要ですが、母親が付き添うことで地域の幼稚園に通い、今年4月からも母親か父親が付き添って地域の小学校に通いたいと希望しました。

医療的ケアがある子供が小学校のおそらく支援学級に所属したいという要望のようです。医療的ケアが必要だとされていますが、保護者が同伴するとしても許可が得られていないとのことです。

普通級、支援級に所属する医療的ケアが必要な子供に関して調べてみました。文部科学省の平成24年度から平成27年度の調査結果です。こちらでは医療ケアをこのように定義しています。

いわゆる「医療的ケア」とは、法律上に定義されている概念ではないが、一般的に学校や在宅等で日常的に
行われている、たんの吸引・経管栄養・気管切開部の衛生管理等の医行為を指す。

私は今まで、医療ケアがあれば公立小学校での受け入れは不可能であると思っていたのですが、この表を見ると多少ながら入学しているようですね。

医療行為の中の

・口腔内の喀痰吸引
・鼻腔内の喀痰吸引
・気管カニューレ内の喀痰吸引
・胃ろう又は腸ろうによる経管栄養
・経鼻経管栄養

は看護師でなくても研修を受ければ平成24年度から可能になっていました。これも知らなかったです。小学校における医療行為に関してですが、以下のようにまとめられています。

例え、医療的行為が許可されていても、教師にはやらせることを推奨しないという姿勢ですね。支援体制を組むことが難しいと考えられると小学校への入学を断るという選択になるのだと思われます。

こちらに「医療的ケアのための看護師【拡充】」と書かれていますが、おそらくほぼすべてが特別支援学校への配置ではないでしょうか。内訳がわかればよいのですが。提案はされていますが、おそらく公立小・中学校への看護師の配置というのは非常にレアなケースだと考えられます。

保護者が付き合って「医療的ケアは保護者がします」「何かあったら責任を持ちます」と言ったとしても何か本当に不慮の事故にあった場合、学校側の責任が生じる危険性を考慮しているのかもしれませんね。

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