(出典:GATAG

沖縄タイムスの記事です。自閉症スペクトラム障害の子育ての記事です。

パニックも起きた。突然叫んだりジャンプを繰り返したり。その度に由紀は抱き締めてなだめた。意に沿わないことがあると、自分の手をかんだりたたいたりする自傷行為もよく起きた。手の傷痕は今も残る。

 

自傷行為が激しい子供の場合は、対応が難しくなります。

小学6年生の時、由紀は初めて行った精神科病院で千奈の通院歴を見た医師から「お母さん、頑張りすぎ」と言われた。なにげない一言に、由紀はふっと体の力が抜け、同時に顧みた。

障がいが良くなり、言葉が話せて、健常者と同じような生活をする−。千奈自身はそれを望んでいるのだろうかと。

このようなことは多くあると思うのですが、医師や療育関係者がカウンセラーとしての機能を果たしています。例えば

  • 発達障害はあなたのせいではありません
  • 普通の子供とは違うと考えましょう
  • その子のいいところを探しましょう
  • ゆっくりでも発達していくものですよ
  • ありのままを受け入れましょう

こういった言葉がよく出ます。これらの言葉は落ち込んでいる保護者に対して救いにはなるかもしれませんが、問題の根本解決には全く関係ないどころか悪影響を及ぼす可能性があります。実際の問題を解決すれば保護者の精神状態は必ず良くなります。カウンセリングだけではなく、適切な支援も広がりますように。

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