(出典:PAKUTASO)

テレビでたまたまバリバラを見ました。

内容は人とコミュニケーションをとることが苦手な小学生の女の子に対してセサミストリートのジュリアという自閉症の特徴を持ったキャラクターなどを介して障害理解を深めていくというものでした。

その女の子に対して他のクラスメートが障害特性に合わせた働きかけを実施し、女の子もカードなどで意思疎通をすることによって結果としてオセロや将棋といったゲームを使って交流が持てるようになりました。

私は、この方法は長く続かないと思います。なぜなら、障害を持った特定の子供に対してクラスメートが気を使っている状態だからです。進級、進学等新しい環境になればこの方法はすぐに使えなくなります。

発達に課題を抱える子供に対して素晴らしい環境を用意すること(環境調整)は、一見問題解決がされたように感じます。ですが、根本となる問題が解決されていない限り、他者が気を使わなくなった瞬間にまたもとに戻ります。

今、この女の子がコミュニケーションが苦手なのは確かですが全く改善が難しいという訳ではないと思います。周囲の人に配慮されているだけではなく、本人も他者とのコミュニケーションを難しくすること(勝手に話題を変える、自分だけしゃべってしまうなど)を直していく試みは必要だと思います。そうすれば、最終的には多少下手であっても他者が配慮しなくても円滑な会話ができるようになると思われます。

この女の子はお母さんに対してはたまに話題がそれる等の問題はありましたが、積極的に話しかけていました。よって学校では人と話したい気持ちはあるけれどうまくいかないから結果として話さないことを選択した可能性が高いです。ですから、環境調整だけではなく実践的なコミュニケーション方法も教えていくことが望ましいと思いました。

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