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消去が使用しづらい理由②(消去バーストが起こり続ける)

有形物獲得行動注目獲得行動消去支援場面で使用しづらい理由の二つ目は消去バーストが起こり続けるからです。

前述の通り、消去はすべての問題行動が起こる場面で実施しなければ消えません。どこか一つの場所で問題行動が強化されてている場合、他の場面では消去手続きを取っていても消去バーストが起こり続けます。例えば、ひとたび家で癇癪が起きたら毎回一時間は泣いたりすることが起こりえます。

これだと、消去をする労力が非常に大きくなり実施するメリットが少なくなります。

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