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フリーオペラント法による言語訓練方法⑤(ワンサウンドセンテンス法)

フリーオペラント法による言語訓練では、一音文を使用して対象者の言語を指導していきます。

一音文を使用する方法はワンサウンドセンテンス法one sound sentence)と説明されています。特に発音に困難がある子供に対して使用されるようです。

フリーオペラント法における言語発達の段階

 

通常は喃語から一語文に移行しますが、難しい場合は一音文を取り入れスモールステップにして言語訓練をしていきます。音声模倣させるのではなく、子供が自分が使える言葉によって一音文を使用することを強化していくという手法です。

一音文を強化する例

…例えば、「コ」と言うだけだと、がっこうのコなのか、コーヒーのコなのか、コーちゃんのコなのか……、区別困難である。前後関係から管を働かせて意味を了解するようにする。(P114)

と説明されているのですが、私の解釈としては何となく要求や名称に似ている音がでたら遊びなどの好子によって強化をしていくことをねらっていくことだと思います。

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