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問題となるクレーン現象、問題ないクレーン現象の比較

 セラピーを受けられている保護者の方が動画をあげてくださりました。

以前も説明しましたが、クレーン現象は問題となる場合と問題ない場合があります。動画で確認してください。

最初のうちは相手とアイコンタクトをせずにクレーン現象で要求していますが、次の動画ではアイコンタクトで相手に要求しつつ、手を引っ張っていっているのがわかります。このように、相手のことを意識しながら行うクレーン現象は定型発達児でも行うことが多いです。まだここで発語はなかったとしても言語によるコミュニケーションを教えていくことができます。

このようにクレーン現象が出ていてもアイコンタクトができていれば今後有効なコミュニケーションを音声模倣等で教えていくことが可能となるのでクレーン行動が出てもさほど気にする必要はありません。

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