(出典:かわいいフリー素材集いらすとや

DTTDiscrete traial training(もしくはteaching, treatment)の略語であり、ディスクリート訓練法断続試行訓練法だんぞくしこうくんれんほう)、不連続試行法ふれんぞくしこうほう)と訳されています。日本でのABAの方法でもっとも有名な一つとして認知されています。

DTTはIvar.Lovaasが用いたことで有名です。Lovaasは1970年代からDTTを使用して自閉症スペクトラム障害児(ASD児)に対する療育を実践しました。有名なのは1987年に実施されたUCLAヤング・オーティズム・プロジェクト(the UCLA Young Autism Project)です。このプロジェクトにおいてLovaasはDTTを使用して乳幼児期の早期に集中的に療育を実施することでASD児の半数近くが遅れを取り戻し、「普通(定型発達)になった」と報告しています。

DTTは机上訓練をベースとしており、セラピストと子供がマンツーマンで行動を教えることで行動を形成していきます。実際に映像で確認してみましょう(43秒~)。

この映像の中でセラピストは音声模倣や動作模倣、文字等を教えています。これはデモンストレーションなので好子を使っていませんが、実際のDTTでは1~2回正解した場合はすぐに好子を与えて適切行動を強化します(好子による強化)。

こちらは日本でのDTT実践映像です。以前紹介したつみきの会の映像です。

このようにおもちゃやほめ言葉といった様々な好子により適切行動を即時強化することがDTTの特徴です。

DTTは昔から用いられており、効果があるのは言うまでもありませんが、短所も多くあります。それらの特徴についてはまた後ほど説明します。

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