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偏食による弊害③(食餌性好子がなくなる)

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 偏食による弊害3つ目は食餌性好子がなくなることです。偏食がある=日頃好きな物しか食べていないということなので、食餌性好子=日頃の食事となってしまいます。こうなると好子の飽和化が起こるので、食餌性好子が存在しなくなります。

 偏食を改善すると、日常で食べるもののバリエーションが広がるので、食餌性好子としての機能が復活することがありますが、私の経験では稀です。セラピーの初期に食餌性好子が使えないと、ベースとなる自発発語やアイコンタクトとといったスキルを教えることに困難が生じることがあります。

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