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目的と手段を取り違えてはいけない

(出典:PhotoAC

 日曜日の初耳学千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長先生の話が取り上げられていました。本日書籍の紹介がされていました。

目的と手段が一致しないものや、手段が目的化しているものは廃止・見直しをする。その上で、本来の「目的」を再確認して、最適な「手段」を再構築する。そうしたプロセスで改善を図っていくことが大切です。


https://gentosha-go.com/articles/-/20111

 これは非常に共感できます。例えば、義務教育では公式を覚えたり、何回も文字を覚えたりと手段が目的化されている学習が多くあります。私の実体験でも自主学習ノートを家で〇ページすることと、ページを消費することを目的になってしまっていました。私は、改行や文字を大きく書くといった工夫をしていたことを思い出します。これは、ノートを消費することだけを試行錯誤してしまうようになった結果です。重要なのはゴールであって、過程ではありません。そういった意味で固定された方法での解き方を強制することも間違いですね。


今、不登校に苦しんでいる子どもたちや、その保護者の方々の中には、誰かを恨んでいる人がいるかもしれません。その多くは一方で、自分自身を強く責め続けてもいます。私はそうした人たちに「とにかくもう自分を責めないでほしい」「あなたは何も変わらなくてもいい」
と伝えたいと思います。


https://gentosha-go.com/articles/-/20111

 このことに関しては同意しかねます。確かに不登校自体がすべて問題な訳ではないです。ですが、不登校でも家で規則正しく生活していない(つまり遊んでいる)場合等は多少なりとも本人の行動が変わる必要があります。

 期末テスト、宿題を無くすといった対応は大変興味深いですね。ただし、年収が2番目に高い市区町村である千代田区での実施であることは考慮しなければなりません。

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