『障害児が「普通にいる」クラス求め…「インクルーシブ教育」の壁』(記事)

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自閉症スペクトラム障害児に対するABA療育
自閉症スペクトラム障害児に対するABA療育

言葉の遅れ、癇癪行動にお困りならご連絡ください。

2019年1月
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提携教育機関
提携教育機関
(出典:PhotoAC

withnewsの記事です。

(前略)
 今回、話を聞いた三つの家族の子どもたちは、同じ小学校に通うか、通う予定です。学校を選んだ理由に、いくつかの共通点が見えてきます。

(1) 通常学級にも「席」や「役割」がある
(2) 登校から下校まで、給食、掃除も含めて通常学級で過ごす時間が長い
(3) くつ箱の位置から、運動会などの行事まで、通常学級と一緒
(4) 学童保育も受け入れてくれる
(5) 必要なタイミングで合理的配慮が受けられる

 これらは一部ですが、保護者と学校側が学期前に作る「個別指導計画」にもよります。国語や算数は、支援学級で受けたり、理科や社会は単元によって変わったりすることもあるそうです。

支援学級というのは、

1.支援学級に所属して、ほぼ普通級と交流がないもの
2.支援学級に所属しているが、朝の会、帰りの会、給食等は普通級に行くもの
3.普通級に所属していて、国語、算数等の特定の科目のみ支援学級に行くもの

の形に分かれています。ここで取り上げられているのは、2と3に当たると思います。

 「集団登校の時、叫んで反対方向に行ってしまった子がいました。すると、他の子が、しょうがないなと思いながらも迎えに行き、対話をして、一緒に登校する姿を見ました。そのときの子どもたちの適応力、対話力は素晴らしく、それは環境で育っていると感じました」

 集団登校のエピソードから見えるのは、多様な子どもたちが交わる環境で幼少期を過ごすことの「価値」です。

 今、社会で求められている、多様な背景を持つ人たちとの共生に通じていくものがあるのでは、ないでしょうか。

(中略)
 友だちが、通学路で道路工事があった際に手を引いてくれたり、授業で苦手なことがあったときに手伝ってくれたりしてくれることがあると言います。

 「子どもが自然に助け合える環境を地域で作り出している感じがします。自然体で特別扱いをされていない心地よさは、地域と親の理解があるからだと思います」

(中略)

 「子どもたち同士も、子どもなりのサポートを考えてしています。将来的には社会の中で、共生、ともに生きる、ということになります。それを、学校に中で自然と体感しているのではないでしょうか」


 私は、以前から支援学校よりも支援学級、支援学級よりも普通級に入ることの重要性を述べてきました。ですが、それは上記のような効果を期待するわけではありません。他のクラスメートの協力は得られて当然ということは、あまりよくないと思います。

 例えば、クラスの遅れがある生徒に対して手伝いを強制するというのは望ましくありません。それは、あくまで自発的に行うものだからです。これは発達障害児のきょうだいにも同じことが言えると思います。助けがあれば、発達障害児本人や教師は助かるでしょう。ですが、手伝いが段々と嫌になる生徒も多いのではないでしょうか。これは元々生徒の仕事にしてはいけない範囲であると考えます。

 重要なのは、例え発達に遅れがあったとしても改善していけるように家庭内で練習することです。例えば、他の生徒のヘルプが必要な部分はそのままにしておくのではなく、家庭で練習して改善することが求められます。

 支援学級に入れたら終わりではなく、家庭でのサポートは常に必要です。

  

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